こんにちは。
キーカバーを装着したお写真を頂きましたのでご紹介です。
おっ!この真鍮キーリングは…!後ほどそちらのお話しをすることにして、
まずはミレザワークスのキーカバーについて。
対応する鍵は、黒い樹脂部分に
「NTU・T2RK」または「TLNT-K02A」
という型番があるMIWA(美和ロック株式会社様)製の鍵です。
この樹脂ヘッドキーは大変良くできていて丈夫なのですが、やはり鍵はポケットにいれたり吊り下げられたりを毎日繰り返されるため、樹脂ヘッドに力がかかった時に穴部分が破損することがあるようです。
またノンタッチではなく鍵穴にさして開錠する場合は、鍵の黒いヘッド部分をしっかりつまむように持って鍵を回すと良いです。穴部分にリングを通されている方が多いと思うのですが、そのリング付近をつかんで鍵を回すと、穴にねじれの力(リングがテコのように働く)がかかって破損しやすい状態が生じると想像しています。
また、最近初めて伺ったのですが、鍵の頭部分(樹脂ヘッド、キャップ、カバーなどみなさん呼称は色々)が開いてしまい、中のICチップがどこかにいってしまう事例もあるようです。長く使用するうちに徐々に背面のネジに緩みがでたり、先ほどのねじれの力によって頭部分のかみあわせに隙間ができるのでしょう。
ミレザワークスのキーカバーでは、樹脂ヘッドの破損や開いてしまうのを防げるように設計しています。また、鍵がカバーからするっと簡単には抜け落ちない構造にしています。
ただし万能ではなく、根元のカシメ金具に何度も力がかかると金具外れの原因となりますし、
工具でかなりきつく留めていますが、革は伸びる性質もあるので金具土台となる革が伸びて痩せてくると金具緩みの原因となります。
さすがに毎日チェックをすることは無理ですが、ちょっと気にされておくと破損や脱落を事前に回避することができます。早めの修理も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
ちょっと長くなってしまいましたね(汗)
そして、先ほどの真鍮のキーリング!
実は私がいいなーと思っている工房のひとつ、Duram Factory(ドゥラムファクトリー)さんの製品なのです。
革と真鍮はとても似合う組み合わせなのですが、ごつごつ重たくなってしまいがちです。でもDuramさんの製品はとてもスマートでいいんですよ。
そのキーリングに提げて頂けるとは光栄です。
お客様、とても嬉しいご感想とお写真まで頂き誠にありがとうございました♪
それではまた~
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