レザーソムリエ資格試験

こんにちは。

第1回レザーソムリエBasic資格試験、合格しました!

ソムリエって言えば、田崎真也さんですよね、ワインの。

豊富な知識と経験でお客様にベストなワインをお選びするっていう。

そのレザー版のレザーソムリエBasic資格試験を日本革類卸売事業協同組合(JLTA)が企画運営し、初めての試験が実施されました。


ソムリエという言葉が専門家的な意味合いで使われているのは日本だけなのかな?

検索してみたら、野菜ソムリエ、温泉ソムリエ、だしソムリエ、靴下ソムリエ…とたくさんあるんですね。これからはそこにレザーソムリエも入るのか。


レザーソムリエは作り手のための資格というより、まさにワインソムリエのように靴やバッグを販売したり、クリーニングやリペアされる職種の方がお客様に対して最適なアドバイスをするというのに役立つ資格だと思います。

まあ、私も革の選択やメンテナンスの知識は必須だし、普段の知識の整理やスタンダードについて勉強しておいたほうがいいかなと思ったのと、何より第1回試験というのが魅力で受験しました。


試験の範囲は、皮革製品の代表格である、バッグ、靴、手袋などから構造や選定の仕方が出ました。自分の知らない製品の知識はなかなか学ぶ機会もないので、次回受験しようと思っている方はいいチャンスかもしれません。あ、全部の革製品を扱っている方にはBasicは余裕でしょうね。


ただ、もっと革の鞣し(なめし)工程や、タンニンの種類、革質や加工についての細かい部分が出題されるのかと思ったのですが、それほど出題されなかったのが残念でした。でも皮から革になる過程というのは、メーカーの企業秘密もあったり業界全体が同じやりかたをしているわけではないので、出題する側も難しい面もあるかなと思いました。


今後上級資格ができたときにはきっとそういうものも深く問われるかもしれないですね。今回、レザーソムリエBasicを合格することができてよかったなと思います。

このブログに来て下さる方は革の仕事や趣味としている方が多いようなので、ちょっと興味があるという方はチャレンジしてみるのもいいかもしれませんよ。(それか同じ第1回で合格された方かもしれないですね!)

この資格は資格更新もないので合格すればずっとレザーソムリエですし、お仕事の範囲でいつも使う知識に価値を与えられると思います。


温泉ソムリエもちょっと気になるな~。


それではまた。




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