革が光ると書く漢字「𩊠」。何と読む?

こんにちは。

クリスマスが終わると一気に年末突入という気がしてきます。

工房のミシンや革漉き機も一年のよごれを取り除き、句切りとしてきちんとメンテナンスしてあげようと思います。


さて、表題の漢字の読み、ご存じですか?

読める方は革業界の方か漢字博士のどちらかじゃないでしょうか!?


答えは

𩊠:「ぬめかわ」

です!

あの「ヌメ革」の一文字バージョン。


それと調べてみると、ヌメ革にはもう一つの漢字がありました。

「滑革」

こちらの方が「ヌメ革」に近い表記ですね。

いずれにしても

「光沢感があって、表面がなめらか」

というイメージを字から感じます。


それにしても、どうして「ヌメ」だけカタカナなんだ?と思っていました。

「𩊠」や「滑革」は難読漢字で読めずに浸透しない、ではひらがなで「ぬめ革」にしたけれどちょっと気が抜けた雰囲気がする…。ではカタカナを使って「ヌメ革」にしよう!という流れなのではないか、

これは私の勝手な見解です(笑)。


うちの子が「ヌメヌメしてるから?」と言ったことがあるのですが、私も最初に「ヌメ」を知った時は、何だろうなと思ったものです。「ぬめぬめ」は「ぬるぬる」とは微妙に違うんですよね。「ぬめぬめ」はべたっとした粘る感じではなく、表面がつるつるっとなめらかな感じを言うみたいです。難しい。

そして、「ヌメ革」の定義についてはまた今度…。




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