ハンドストラップとリングガード革の取り付け方


カメラ用ハンドストラップの取付手順を示します。

(二重リングの通し方のコツについても触れています)


#手順と言うほどのものではないのですが、

#カメラビギナーのお客様が多いためご案内しております。

#取付けなどでご不明点がありましたらご連絡下さい。


【はじめに】

リングガードが取り付けられるカメラは、

吊り金具が以下の形状になっているカメラです。(下の画像)


(モデルカメラ:OLYMPUS PEN EED)


この吊り金具は

・「二重リングを介してストラップを取り付けるタイプ」(フィルムカメラに多い)

で、穴の直径が3mm程度のものが多いです。


他に、吊り金具の種類としては、

・穴が小さい、根付け紐などの「細い紐を通すタイプ」(コンパクトデジカメに多い)

・長方形の穴の金具に「平テープを通すタイプ」(一眼レフカメラに多い)

があります。


【ハンドストラップ取り付け手順】


①吊り金具にリングガード革の穴を通します。



②二重リングを通します。

二重リングを通すのが一番大変なのですが、

通し始めのひっかけた状態にもっていければ後は比較的楽に通せます。(下の画像の状態)

リングの開き方は


・リングを親指と人差し指で持ちつつ、親指の爪を押し込んでリングを広げる

(私はこの方法だったのですが、爪が挟まる感触がどうも苦手で現在はオープナーを使っています)


・細身のマイナスドライバーでリングを広げる

(指に気を付けて!)


・スプリットリングオープナーを使う

(釣りをやられる方はお持ちですか?こちらで説明しています)


などがあります。いずれも指先や爪をいためないようにご注意を。


ミレザワークスでは、押し二重カンという切端が面内に納まった構造のものを選定しており

使用時にひっかかりが出ないものを使用しています。




さあ、リング形状に沿って、ぐるぐるっと回しながら入れてあげます。

「知恵の輪」のように形状に逆らわず、回転方向に向かってぐいぐいっと回し進める感じです。


はい、無事に通りました!


リングがカメラボディにあたる場合は

・小さいリングに換える

・リングにテープや革を巻く

・リングガード革を大きめにする

などの対応が必要です。

どうぞご相談下さい。



それでは、良い写真が撮れますように!


対象アイテムの例はこちら↓





それではまた!

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