こんにちは。
革製品のお手入れってどうされてますか?
革いじりが好きな方、オイルを塗るのが趣味という方じゃないと、
意識して定期的に手入れするのは難しいと思うんですよね。
私の様なずぼらモノは手入れのポイントだけ押さえるようにしています。
革製品は、
・長く使わないものは全体を乾拭きしておく。
・棚の奥にしまわない。
・カビが生えてしまったものと一緒にしない。
ということに気を付けています。
革はカビを生えさせてしまうのが一番よくないと思うのですが、生えやすい革、生えにくい革があったりその判断は難しいです。
ですので、上の三つを最低限心がけておくようにしています。
春が過ぎれば梅雨の季節が近づいてくるので、そろそろ棚の奥にあるものは気を付けておきたいですね。
さて、トートバッグのメンテナンスをさせて頂きましたので記録としてご紹介します。
以前にも実施させてもらっているバッグですので、角当たりの染色などは以下の記事に。
今回も角当たり以外は状態もよく、持ち手のイタリアンレザーや真鍮金具もいい風合いになっています。
左:補修前 右:染色+オイル塗布
自立させられたバッグですが、革が柔らかくなって平面に折りたためるようになりました。
持ち手ハンドルの根元は真鍮金具と擦れるのでどうしても黒色化しますが、
これもまた使い込んだ感じがしていいなと私は思うんですよね。
大事にご使用いただき、心より感謝申し上げます!
持ちたいバッグというのは年齢や用途、時代や生活環境でいろいろ変わっていくものでもあります。
お客様方の長い人生において、長い間でも短い間でも、世の中に溢れるものの中らか
ミレザワークスのハンドメイドアイテムを選んで頂けるというのは一期一会だと思います。
感謝、感謝、それに尽きます。ありがとうございます。
それではまた!
0コメント