こんにちは。
革を扱い始めたのは、レトロなカメラに合うストラップを自分で作ろうと思ったのが切っ掛けです。カメラも好き、バッグも好き、工作もずっと好きだった、
そういう流れからミレザワークスを立ち上げました。
ですが、一人の力っていうのは、あれもこれも手一杯にやろうと思ってもなかなか進まないものですね。店舗を持っていないので、やりかたを色々考えているのですが、まー時間がかかる。パソコンてのは便利で効率的、すっごく早く何か処理できるんですが、時間があっという間に過ぎているんですよ!図面もCADで引きますが、効率的なんですよ、でも、線の端点がちょっとずれてるとか、カーブが気に入らないとか調整してると、我に返るとタイムトラベルしてますよ、未来に。無駄なこだわりではなく、やらないといけないことだと思うんだけど、冗長に対しては「ここは切り捨てで」がなかなか難しいんです…。
慌てない慌てない、一休み一休み。(知ってます!?)
ちょっとずつ、すこしずつ、秋の味覚でも楽しみながらいきましょう(笑)。
さて、冗長な前置きが早速ありましたが、下の画像のカメラはオリンパスのハーフカメラPEN-EE2です。1968年は発売したモデルです。
フイルムカメラをご存じない方が多いと思うのですが、35mm幅のフイルムには24枚と36枚撮りの二種類があります。ハーフカメラは通常のカメラの露光面を1/2にしてフィルムを送るので、撮れる枚数も倍の仕組みです。当然、フイルムカウンターは72がMAXとなっています。当時はフイルムが高価だったので、普通のカメラより倍も撮れるこのPENシリーズは爆発的に普及したそうです。(この開発物語が面白いのですが、それはまた別の機会に。)
このカメラは中古で入手していますが、別の動作するPENを使っていたので、完全にオブジェとしていました。あー、ストラップを付けてあげないとなーとずっと思っていたので、今回はそれが達成できました。
レトロなカメラには、革製のストラップがお似合いです。
このカメラとセットで次なるオーナー様に送り出そうかなと思ったりもしています。
それにしてもかわいらしいカメラだなあ。
ではまた!
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