新しい革の仕入れとウォッシュ加工帆布

こんにちは。

あれもこれもで結局どれも進まないこと、ありますか?

そういうときはタンニン鞣しの革の匂いで心を落ち着けます(笑)。

本日は問屋からイタリアンレザーが二枚入荷しました。

ちょっとあまり革っぽくないので、どんなものを作るか楽しみなんですよね。銀面(革の表側)をバフなどで軽く磨いてマットな光沢のない仕上げをしています。でも小物として使っていると経年で色がとてもつやっぽくなると思います。何か作ったらまた載せます。


もともと革が好きとかではなかったのですが、いい革に出会ってから、あー、革の匂いってこれなのかーと思うようになりました。革本来の匂いではなくて、鞣し剤のタンニンや、加脂処理した際の調合したオイルの香り、はたまた染料による染色剤の香りなど様々なものがミックスされた結果の匂いなんだと思います。顔料塗装の革、エナメルもそうですが、コストのかけ方によっては、溶剤というかビニールやゴム系の強い匂いがするものもあります。好きな臭いではないのですが、撥水や耐久性を得るためには仕方ない処理がなされているわけで、また鞣しもクロム鞣しという化学薬品によるものです。コストダウンには欠かせない技術であったのも確かですので、一概にどれが良くてどれが悪いとは言い難いんです。いずれにしても、動物の貴重な皮革ですので、大事に扱ってあげたいと思います。


さて、やっとminneなどのネットショップ向けの製品が出来ました。


このウォッシュ加工の帆布の色味がすごく良くて、購入するつもりじゃなかったのに買ってしまった材料です。デニムカラーなんですが、落ち着いたネイビーで、使いこなした色ムラのような色の落ち方や、帆布なんだけどごわつかず柔らかいので、あー何かつくりたいなーという生地でした。自立バッグが好きなのですが、今回はくったり感を楽しんでもらうのがよさそうです。

ロープハンドルのバッグは試作段階なので、サンプル品扱いで販売していますので価格的にお得です。リュックにもなるのですが、作者としてはショルダーからリュックへのロープの結び替えが面倒なんじゃないかなと思い、もう少し検討の余地があるかなという結論に至りました。2wayと謳わなければ、フツーにロングハンドルの縦型トートですので、結構収納はできるはずです。minneで写真など覗いてみてくださいね。


ではまた。


MilezaWorks / ミレザワークス

milezaworks / レザーや帆布を使ったバッグ・革小物の制作 Leather and Canvas Bag Products

0コメント

  • 1000 / 1000